FXの“リスクオン”と“リスクオフ”とは?

hourer FX取引をするうえで頭に入れておきたい言葉に「リスクオン」と「リスクオフ」があります。

リスクオンとは“高いリターンを狙って積極的にリスクを取ること”、反対にリスクオフとは“安定性を重視してリスクを避けること”!
FXでリスクオンといえば、“ハイリスク・ハイリターン”の取引(上手くいけば大きな利益を出せるが失敗したときには大きな損失を生む危険のある取引)を行うことであり、リスクオフとは、リスクを嫌って安定性重視の取引スタイルをとることを意味します。

なお、「リスクオン」「リスクオフ」という表現は相場に対しても使用可能。
相場の雰囲気が過熱し、投資マネーが利益率の高い資産に集まっている状態を「リスクオン相場」、反対に投資マネーが安定性の高い低リスク資産に集中している相場状態を「リスクオフ相場」と言い、リスクオン相場においては(地政学的・経済的リスクがあるものの)動きが大きく高いリターンが狙える新興国・発展途上国の通貨などに投資が集まり、リスクオフ相場では安定性が高いとされる日本円などに投資が集中します。

相場がリスクオンになるのは“世界経済が比較的安定”しているとき。
とりわけ雇用統計をはじめとするアメリカの経済指標の結果が良いと、相場はリスクオンの方向に動きやすくなります。
何といっても世界で最も多く流通しているのは米ドル! アメリカの経済状況は、日本を含む世界の株や為替市場に大きな影響をもたらすのです。
アメリカの重要な経済指標の結果が良好だと、投資家のマインドもまた楽観的になり、リスクを恐れるよりも高い利益を狙った大胆な投資を行う投資家が増加! つまり、アメリカの経済指標の結果が良好だと、それをキッカケに相場の流れがリスクオンへと動きだすことが多い…と言うことができるわけです。

ですから、投資をするならアメリカの重要イベント(経済指標の発表等)は必ずチェックするように! そうすることで、その先の相場傾向が予測しやすくなりますよ。

では、相場がリスクオンに動くと具体的にどうなるか…
リスクオン相場では、ハイリスク資産の人気が高まる一方で、一般的に低リスク資産とされる“円”は売られやすくなるため、結果として「(円売りが進み)円安が起きやすくなる」と指摘できるでしょう。
リスクオン相場が来ると判断できた際には、この点を念頭に置いて取引していくといいですね!

取引をするうえでは…
まず、相場の流れがリスクオン・リスクオフのどちらにあるかを判断。
相場傾向を利用し、それに合わせて取引を行っていけば、利益アップが狙えます。

ただ、1つの相場傾向が永遠に続くことはありません。いつかは反転します。
この点には重々注意が必要。相場の転換期を見逃さないよう気をつけて下さいね。


今回は、「リスクオン・リスクオフ」という言葉に注目してFX取引のポイントをご紹介しました。ぜひFXへの知識・関心を深めていく際の参考にしていただけましたら幸いです。